ASB-1

エレメント長の根拠

下記ＨＰ記事の『515MHzのレーダー』の記述から特性をシミュレーションしエレメント長を求めた。

大海原孤影遥かに索敵機-12

●ニーズとシーズ アベンジャーやヘルダイバーに付けられていたのはASB-1、515MHzのレーダーであった。
アンテナは八木アンテナ。1926年に東北大学の八木博士が発明した指向性の強いアンテナである。
お粗末なことに、日本軍はシンガポールを占領してイギリスのレーダーを捕獲し、
初めてそのアンテナが自国の発明と分かった。

"アンテナ基部"

エレメント数は５本

パースが弱い上から１番目と２番目の機体の全長からアンテナの長さを計算した。

"アンテナ寸法図"

同じ機種でも写真毎にアンテナの方向が異なる。
青色で示したキャップ状の部分が、正面から真横まで９０°回転するのではないか？
編隊個々のアンテナ角度を変えて、互いのレーダー捜索死角を補完したのでは？

"アンテナ水平面指向性"

２機〜３機で左右１８０°をカバー可能。